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2015年12月30日水曜日

Google Glass 2 (Enterprise Edition) のOS/ソフトウェア等について

Google Glass 2 が米国FCCを通過したようです (12/28付けとのこと)。

 
Google Glass 2 (Enterprise Edition)

外観を見た感じでは、前々から話のあったディスプレイ(プリズム部) の拡大のほかは、ソフトウェアに影響のある変更点はなさそうです。
ハード的には上記画像の通りディスプレイ部を折り曲げて持ち運べるようですので、左耳用のフレームとあわせて普通のメガネのように折りたためるようになりそうですね。
そのほかは性能向上やバッテリー外付け、発熱対策などが施されているようですが・・・肝心の「プリズム部が湿気に弱い」点が解決されているのかどうかは不明です。


OS については、FCC の添付資料を見る限りですと・・・これまでと同等の XE22 の正常進化版が搭載されているのではなかろうかと想像されます。
 →カード方式や、スワイプのやりかたなどが踏襲されています

いずれにしても、当面は一般に向けて販売されるようなものではないのですが、個人的には手に入れて exnote の開発を再開したいところです。


2014年8月23日土曜日

【ウェアラブルセミナー】第5回 HMD ミーティング (東京) 議事録

初めて東京で実施された 第5回 HMD ミーティング に参加してまいりましたので、議事を載せておきます。

個人的な収穫は、ガートナーさんの予測と自分の予測がほとんど同じだったこと (exnote の方向性は間違ってない)
あと、ウェアラブルで有名な塚本教授とご一緒できたのが嬉しいです★

塚本教授とパシャリ (自慢です)


セミナー&懇親会を通して参加した感想としては、(ハードウェアでなく) 具体的なウェアラブルサービスの話がいまだにほとんど存在しないこと。
※「日本初のGlassware開発者」を名乗っている私としては、私の競争力が依然高いということが言えるというわけで、ありがたいっちゃありがたい話ではあります。

また、ガートナーの方に私の exnote の話をしたら納得してもらえたので、サービスの方向性が正しそうだという知見が得られたのも大きかったです。
exnote は、ある程度話さないと伝わらないという大問題があるので、そこはそろそろ対応しないとならない。。。


第5回 HMD ミーティング (東京) 2014/08/22 @リクルート サウス 24F
■子供の遊びを変える。 Moff 高萩さま

 
・Moff はアマゾンで予約販売を開始しました! 10月に届きますよ! 5000えん。
 みんな買おう!


・第一次ウェアラブルの波は終わった
  →Fitbit とかスマートウォッチ(AndroidWear 除く、だと思われる) とかのことである

・波が終わった理由:
  活動量計とかのデータをとっているが、ユーザの行動に変化を起こさない。
  まねされやすい。

・次の波が来るためには:
  ユーザ体験が明確であること
  得られたデータを人間の行動様式を変えるもの
  特別なテクノロジーやアルゴリズムでの裏打ちがあること

・いまの子供は、7.5時間/日 スクリーンを見て過ごしているような状況である
 子供の遊びには「体動かす」「顔と顔を合わせる」「イマジネーション」が必要であるのに・・・

・ウェアラブルは、シンプルなのが必要であろう。
  →めんどくさいキャリブレーションやペアリングを、いかに楽に実施させるかを Moff は考えている

・Moff は、いまのおもちゃ市場を置き換えようとして動いている
 なお子供の 29% がアプリで遊んでいるという統計がある
  →世界的にはアプリのせいでおもちゃシェアが食われている状況

・Moff は BluetoothSMART、9軸センサ でデータをアプリケーション側に転送し、センサー解析・パターンマッチングはアプリで解析し、その解析結果はクラウドに送ってため込んでいる

・Moff は、最終的にはモバイル版WiiだったりカメラがないKInectみたいな感じにしたいと考えている

・Moff で人間の動きの動作パターンを作ってライブラリ化して、開発者に使ってもらおう (SDK化) と思っている

・SDK化したものを、テクノロジー系でなく、おもちゃとかフィットネスとかそういう業界に展開してゆこうと思っている

・Moff で子供が遊ぶと、体が活発になって動くというのがわかっている
 メンタル的な面で落ち込んでいるときにこれをなにかできないかとか考えている (メンタルヘルス対策)

・Moff でユーザテストして毎回思うのが、10人中ひとりふたりが Moff で遊んでいると、その10人全員が活発になったりすることである
 みんなと遊ばない感じの子も遊ぶようになる

・MoffはAndroidに対応していないのか?
  →10月時点ではiOSのみだが、Androidも開発中である

・Moffはメモリの部分を妥協しているところがあるが、もっとメモリを増やしてデータを増やしてもっとスムーズに動かせるようにしたいと考えている

・Moffのハードスペックは公開しているのか?
  →加速度センサ・ジャイロセンサ・Bluetooth・CR2032と抵抗くらいである
   マイコンとメモリはモジュール式のものを採用している(それを極限まで使いまくっている)
   よって、Moff端末側での計算は「カクカク」してしまっている部分はある

・Moffは右手左手どちら用か?
  →右手左手両対応です

・Moffの音声の種類は何個か?
  →30個のうち、だいたいが子供向けだが、大人向けに楽器や、
   複数Moffで音楽同時セッション(もちろんエアーバンドみたいな感じですよ) できるように考えている

・Moffは、ハードは現状通りで拡張はソフトでやってゆくのか?
  →短期的にはそのとおり
   長期的には腕輪型である必要はないかなと思っている。もともとの発想はいろんなモノにタグ式のものくっつけて・・・という感じであった


■チップの話
(100%ソフトウェアエンジニアの私には関係ないので割愛、スイマセン)


■ウェアラブル市場動向  ガートナージャパン 蒔田さま


・ウェアラブル製品の世帯所有率は 米国25% に対して 日本は 10% である  2013/夏 調査
  →ウェアラブル製品: 活動量計、Bluetoothヘッドセット等 (Glass や AndroidWear ではない)

・日本はなぜ外国に後れをとるのか?
  →日本は Innovators(テックマニア) EarlyAdapters(ビジョナリー) をあわせて 20% しかいない
   代わりに Early Majority/LateMajority が 70% もいるようなひどい状況 (周りがやったら自分も、みたいな人ばかり)
   →小さい初期市場、リスクをとらない日本
    →日本では、新しいテクノロジーを評価し、リスクを負って改善・変革に投資する人口・企業が少ない

・ウェアラブル市場で先行したのはフィットネス・ヘルスケア分野だった
  →2014年 5000万台 が 2020年 2億台 になると想定 (大半がフィットネス・ヘルスケアとなるであろう)
   →ウェアラブルテクノロジーの定義
    ・一定時間体への装着を前提に設計されたもの
    ・ユーザー体験または健康状態を高めることを目的としたもの
    ・センサーまたは最低限の独立した情報処理能力
    ・ワイヤレス接続機能を有する

・なぜフィットネス系が今後5年のはやりなのか
  →ターゲットとバリューを考えたとき、特定ニーズにフォーカス or 一般的なフィットネスにフォーカス がある
   →前者は、ヘルスモニタリング や 睡眠の質 など、ソリューションとバリューが明確である
   →後者は、メタボ改善 や 健康ライフ支援 や 時間、心拍数、SNS連携 などはありうるが、現状は「計って集めて・・・どうすんの!?」という側面があって役に立ちづらい
    →ウォッチ系・グラス系はスマホを補佐するタイプになるという方向性が出ているが、これが【Early Majority/LateMajority  70%】に届くとは思えない
     →ソニーさん等と話した感じでは、業務系では数が出せないのでコンシューマー系にフォーカスしたいと思っている

・コグニザント・コンピューティングが導くウェアラブルの価値とビジネス機会
  →Sync Me(実現済み) > See Me(実現済み) > Know Me > Be Me
    Sync Me:個人の保有情報やコンテンツをクラウドへ。
    See Me:ユーザの基本状況や活動量、健康データの収集やモニタリング
    Know Me:ニーズ・欲求・特性・状況を理解し、適したサービス・商品・アドバイスを能動的に提示
    Be Me:構築された情報や規則性にも度付き、ユーザーに変わって簡単なタスクを実行

   →Sync/See Me の差別化
     デバイス:付け心地よく、扱いやすく見やすく精度の高いデバイス・情報収集技術が必要
     アプリ:収集したパーソナルデータを意味のある理解しやすい形に加工するアプリの提供

   →Know/Be Me のポイント
     エコシステム:複数情報源とビッグデータをうまく統合加工して提供するアプリ
     アプリ&サービス:データ解析によるアプリからのアドバイスや仮想アシスタントの実現

  Be Me の例) 事故があったから、上司との打ち合わせに「間に合うように早く起こしてくれる」
        事故があったけど、友達とのやぼ用なので「ちょっと遅れるとメールしてくれる」

  →Sync/See Me の段階: デバイス側でまだまだ改善の余地あり
   Know/Be Me の段階: より正確なデータ収集・解析能力が必須
               多くの場合、存在するデータを「意味のある情報」に変換できていない

・コグニザント・コンピューティングを実現するためのパートナーシップはどうする?
  ※画像参照

・課題へのアプローチ
  →「計って集めて・・・どうすんの!?」
   新サービスや価値を【Innovators(テックマニア) EarlyAdapters(ビジョナリー) 20%】にターゲットに売り込む
    例) バーチャルアシスタントのブランド化
  →プライバシー問題による普及の遅延
   データ収集に関する透明性・信頼性で自社を差別化
    例)送信データの選択権をユーザーに渡す等する (差別化になるやも)


■リクルートテクノロジーズのウェアラブルの取り組み  河村さま


未来レストラン
Lily


■ウェアラブルデバイスの最新動向  義久さま


・MetaSpaceGlasses 37万円
・東芝、ウェアラブル端末(活動量計)に参入 WERAM1100 8/20より 13500円
・Ring 開発元は Ring を ジュエラブルデバイス と読んでいるらしい
・エレガントなウェアラブル Elemon
・手の甲がディスプレイになる Ritot
  →一発ネタに見える by塚本先生
・Google X で、生体データをためこんで解析しようとしている (スマートコンタクトレンズ等を活用)
・スポーツのデータ分析にウェアラブル端末が活用されてきている
・Google Fit のプレビューSDK が公開された (パートナーとして Adidus, Nike, Intel など)


■塚本教授の連絡事項

・9/25午後に函館で交流会をやります
・HMDミーティング大阪 9/30
・10月以降のHMDミーティングは未定だが東京もやりたいと思っている
 話題提供があればお声がけいただきたい
・部品からサービスからシステムから社会からといろいろ統合してゆかなければならないので、人脈が必要になると考えている
・10/26大阪マラソンで、ヘッドマウントディスプレイを使ったウェアラブル実験を実施する予定であるが塚本教授が走るよ!



2014年5月31日土曜日

Android搭載スマートグラス M100の日本国内での単体販売開始






一般からの注目がないに等しいスマートグラス「M100」ですが、先週末より晴れてフツーに買えるようになりました。
なんでも、いままではまとまった発注が見込めないために 単品でひとつづつ米国から取り寄せていたそうなのですが、技適取得に合わせてまとめて取り寄せたのではないでしょうか。

購入はこちら:
http://www.vuzix.co.jp/shop/item_detail?item_id=925952




さてこのスマートグラスですが、ディスプレイの解像度は WQVGA(428x240) で、Google Glass の 2/3 ほどの小ささになります。

本体はカチューシャ方式で頭に取り付けるため、Google Glass と違って左右どちらにもつけられます。ただし、Google Glass と違ってたいへんフレキシブル(?) であるため、言い換えると、位置固定に難儀します。

このハードウェアの中で普通の Android4.0 が稼働します。Google Glass とちがって、カード形式のインタフェースなどはありません。


というわけで、M100 は、あくまで業務用としてそこそこ普及するであろうというのが私の見方です。

2014年1月23日木曜日

iWatchのコンセプト動画が公開 とのこと

かねがねうわさされていた Apple の iWatchのコンセプト動画が公開されたそうです。

これはクール!iWatchのコンセプト動画が公開される
http://iphone-mania.jp/news-18630/



予想通り、フラットデザインが適したものになっている様子。
ただし、これも予想通りですが、iWatch は Glass や Telepathy One の代替にはなり得ないですよね。

スマホ+FuelBand 等で実現できるものが iWatch、
かたや、
他のなにものでも代替できないのが スマートグラスである Glass や Telepathy One、M100 です。

私は iWatch の必要性に疑問を感じています。
ただし、iWatch が普及することは間違いないとも考えています。

スマートグラスに対する世論の拒否感はたいへん厳しいものがあります。
米国で Glass をつけて映画館でつかまったという話に対してかなり批判的 (つかまった人に対する批判) が大勢です。

かたや、iWatch に関しては世論の拒否反応は皆無に近いでしょう。
これが、iWatch が普及すると考える根拠です。


今後、Google そして テレパシー には、世論の厳しい風当たりをいかにいなしてゆくかが求められてゆくことでしょう。

2014年1月16日木曜日

安心せよ、Glass で顔認識アプリは実現されない

Glass などのスマートグラスのキラーコンテンツとして期待されている顔認識ですが、普及は遠いと考えています。
これは倫理的な問題を抜きにして、技術的な問題に絞った上での結論です。


NameTag などが顔認識のサービス化を進めておりますが、Google では顔認識を伴う Glassware (アプリ) を禁止しています。
従って、Google が顔認識を許可しない限り Glass で顔認識できない (※) わけですが、それを抜きにしても普及は遠いと考えられます。
※野良アプリならば、顔認識のアプリを提供すること自体は可能です。ただし、実用的ではないでしょう。


①計算量の問題

仮に、イメージしやすい数字として
 日本国民ほぼ全員が一時間に一回利用する
と仮定して、必要な処理時間を計算してみましょう。

計算のための前提条件:
・一人当たりの照合処理は0.01秒 (スマホ上で処理するとだとだいたい0.1秒なので、その10倍の処理速度と仮定した)
・検索対象は1億人 (国民はおよそ1億人)
・1時間あたりののべ利用者は24億人 (1*24h)

ではまず、一人のユーザーが誰かを一回だけ顔認識する処理時間を考えてみます。
最速: 1人 × 0.01秒 = 0.01秒
最遅: 1億人 × 0.01秒 = 1000000秒 = 約278時間
平均: (0.01秒 + 278時間) ÷ 2 = 約139時間

・・・えー・・・
計算のための仮の数字をいろいろ用意しましたが・・・
この時点で 終了 ですね。

一億人のなかのたった一人を顔写真データベースから探し出すために、139時間かかります。
しかも、これは検索処理を同時に行っている人が 一人 のときの数字です。
本来は、これの一億倍の時間がかかることとなります (一億人が同時に使うから; ただし、コンピュータを増やしただけ必要時間も低下します)。

さらに悪い(?) ことに、上記の仮定ではサービスとして成り立つレベルにはなりません。
実際には
 日本国民ほぼ全員が一秒あたり数回
の顔認識を実行することになります (そうでないと、役に立つ&プライバシー侵害が懸念される レベルになりませんから)。

数字があまりに大きすぎて、前提条件が大幅に変わったとしても、焼け石に水です。
例えばマシンとプログラムを大幅に見直して 照合処理が 0.00001秒になったとしても、サービスとして成り立つ速度にはなりません。


②誤差の問題

どんなに精緻なアルゴリズムを用いたとしても、顔認識の合致率 100% は不可能です。
つまり 合致率 99% のデータが数万件単位で生まれるはずであり、本当に見たい情報が埋もれてしまって役に立ちません。

対象者がスマホを持っているならば、現在位置を併用することで計算対象を絞り込むことも可能かもしれません (でもそれならば、位置情報を使ってサービス展開した方がはるかに早いわけです)。
そして、対象者がスマホを持っていないのならば、現在位置を併用して計算対象を絞り込むことはできません。

つまり、誤差の問題を解決する現実的な手段はありません。


③照合データの準備に関する問題

仮に①②の問題をクリアしたとしても、今度はかんじんの顔データを用意しなければならないという難問が待っています。
Google+ や Facebook のアカウントを持っている人ならばいざ知らず、そうでなければ、いったいどこから顔データを用意してくるのでしょうか。




さて、これらに対するアプローチは3つあると考えられます。
  1. コンピュータリソースを超充実させる (①、②)
  2. 顔認識アルゴリズムを劇的に改善する (①、②)
  3. 検索対象を絞る (①、②、③)
『コンピュータリソースを超充実させる』 は、サービス提供元が NSA 以上のコンピュータを用意しましょうということです(コスト面で不可能; Google や Amazon なら、やれるかもしれませんがね)。

『顔認識アルゴリズムを劇的に改善する』については、優れた数学者が解決してくれるまで待つ必要があります。
あるいは、Glassware のために Google の顔認識API を利用させてもらう? (ご冗談を)


現実的な解決策が『検索対象を絞る』であり、これについてはさらに細分化可能です。
・顔写真のほかに 位置情報等 を利用し、あらかじめ検索対象を絞り込む
・検索可能な人を完全登録制とし、検索対象をごく少数にとどめる

サービスとして実現できるとすれば、後者でしょう。
昨日 Google Glass info の中の方とお話したのですが、例えば 婚活パーティー のようなクローズドな催し物であれば実現可能であると考えられます。

言い方を変えると、クローズドな環境でなければ顔認識ができない。
つまり、街中で見ず知らずの人に顔認識されてしまうことが現実問題としてあり得ないといえましょう。

(少なくとも当面は) 安心ですね。


# 推測に推測を重ねていますので、細かいツッコミはご勘弁ください。
# テキトーに計算しても、実現が遠いということが分かった、というエントリです。

# 2014/02/03 ツッコミをもらいましたので、多少追記しました。

2014年1月8日水曜日

Wearable TECH EXPO IN TOKYO 2014 募集開始!

Wearable TECH EXPO IN TOKYO 2014 の参加募集が開始されました。

2014年3月25日(火)・26日(水)
東京ミッドタウンホール

米国発の国際ウェアラブル・カンファレンスがついに日本上陸!! 

http://www.wearabletechjapan.com/ja/


2014年2月15日までの申し込みにより、プラチナ:個人2日間パス が一万円引きの早割価格 (39,000円) で販売されています。
ご希望の方は早めにどうぞ!
# ほかの (実質タダで入れるイベントと違って) ちょっとお高いですね・・・。
# さらに割安なものが出ないか、随時チェックしてゆこうと思っております。

2014年1月1日水曜日

スマートグラス(メガネ型の機器)の製品比較 <Glass, Moverio, M100, Telepathy One, GlassUp>

あけましておめでとうございます。
ウェアラブル元年ですね。

え!?
いや、今年はウェアラブルコンピュータが本格的に普及する年なので「ウェアラブル元年」です。

誰が言ってるかって!?
いや、それは私が勝手に言っています・・・。でも、ホントそうですよ!
ちなみに、アーリーアダプター等でないごくふつうの人々がつけ始めるのは来年 (2015年) となるでしょう。

※ちなみに iWatch のような時計型は旧来の発想を抜けられていないため、ここでのウェアラブルの定義からは除いています。
 ここでのウェアラブルの定義は「体に装着することで、装着者にハンズフリーで情報提供・情報操作可能なもの」としています。従って、FUELBAND のようなセンサー的なデバイスも除外しています。
※念のため: iWatch はまだ存在していません。そういう名称になるかもわかりません。アップルならば、旧来の発想を打破してくれるかも・・・。



さて、メガネ型の機器を総称して スマートグラス と呼びますが、これらの機器の特性を利用者視点から整理したいと思います。
# 事前にアナウンスしていたとおり、 みなさまへのお年玉ですよ~。

今回の登場機器は
  1. Google Glass
  2. エプソン Moverio(新型)
  3. Vuzix M100
  4. Telepathy Telepathy One
  5. GlassUp GlassUp
です。


図1 Google Glass
※Moverio(新型) は、まだ公開されていません (そのほかの写真は、PDF をどうぞ!)

表1 機器比較



・・・読みづらいうえにほとんど情報が含まれておらずスイマセン。
大きすぎる表になってしまったため、ブログにはそのまま貼れませんでした・・・。

詳しい情報を書き加えた表を PDF で用意しましたので、続きは PDF でどうぞ!
 →https://drive.google.com/file/d/0ByzS1YbMJUdITHAyRUtTZWs4OHM/edit?usp=sharing



2013年12月30日月曜日

いますぐゲットできるスマートグラス、Vuzix M100

今回は、既に市場に出荷されているスマートグラスをご紹介します。
Vusix の M100 です。


唯一、いま日本で手に入れられるスマートグラス
それがこの M100。



もし、これに見覚えのある方がいらっしゃったら、あなたは情報通です!
そう、これは今年の CEATEC で NTTドコモ が ”インテリジェントグラス”  として展示したものの一つですね。



この製品、Android が搭載されています。
従って、基本的には Android アプリ開発の延長線上の技術でアプリを用意できるようです。
ただし、開発するためには専用の SDK が必要になるとの事なので、その点がネックですね。


ちなみに、気になる本体のみのお値段は・・・ $999.99(国外価格)、約10万円です。
SDK が付くと 147,000円 (国内価格) だそうです。



他のスマートグラス製品との特長比較や普及予測・ビジネス予測についてはお正月に公開予定です。
ご期待ください!

2013年12月28日土曜日

【お年玉】 スマートグラス(メガネ型の機器) の製品比較 <一挙5機種> 【乞うご期待!】



2014年はウェアラブル元年になると考えております。
それも、使う必然性の薄かったウェアラブル時計ではなく、ハンズフリーで情報を受け取ることのできるスマートグラスが普及してゆく年となるでしょう。

これを祝い、市場に出つつあるスマートグラス 5機種 の特徴等を整理してご提供します!

お年玉として、2014年1月1日に当ブログにて開示予定。

ご期待ください!

スマートグラス(メガネ型の機器)の製品比較 <Glass, Moverio>
 が好評でしたので、第2弾です!!

2013年12月27日金曜日

屋根工事の現場で「Google Glass」が活躍! ・・・とのこと

他サイトさまにて『屋根工事の現場で「Google Glass」が活躍』との記事がありました。
関連記事で『ビジネス世界にも進出する「Google Glass」』というものもあります。



数日前に私が『Glass を日本で初めに手にする人々はビジネス関係者』で書いた内容が、そのまま事例として紹介されているような記事ですね。

重要なことなので、再度記載いたしましょう。


私は、Glass の最も画期的なところは
  • 視界をふさがず   (例えば、Moverio は視界をふさぎます)
  • ハンズフリー    (例えば、スマート時計は手をふさぎます)
で情報を得られるところだと考えています。


ビジネス用途であれば、いま米国で問題になっている「プライバシー侵害」に関してもあまり問題にならないと考えられます。
従って、日本でもビジネスでの利用が見込まれます。


なお、日本での Glass 販売に合わせ、Glassware(Glass向けアプリケーション) の企画・開発や講演等を仕事として承る予定でございます。
ご期待くださいませ。

2013年12月26日木曜日

Glass向けアプリ(Glassware) の企画には、5つのルールを守ろう!

今回は、Glass 用のアプリ (これを Glassware と呼びます) に要求されるデザイン・企画観点でのルールについてお話ししたいと思います。

Google のオフィシャルな説明を、私のコメントも含めて意訳したものです。
※原典はこちらです。

Design for Glass/ Glass の利用シーン


スマートフォン、タブレット、パソコンの機能をGlassで置き換えようとしてはいけません。
なぜなら、ユーザーは、パソコンで年単位の情報(写真や書類などなど)を、スマホで月単位(=わりと最近)の情報を管理しています。要は適材適所があるということですね。

では Glass はどういった用途に利用すべきでしょうか?

Glass では、シンプルで、「現在」に関連したものを管理(というよりも、表示)するのがよいでしょう。

Don't get in the way/ ユーザーの邪魔をしないで


ユーザーが「なにか」を必要としたときにのみ、あなたの Glassware が「なにか」を提供するようにしてください。
不快な思いをさせないことが重要です。

Keep It relevant/ 関連する情報を出そう


上述の「なにか」とは、ユーザーが不思議に思うことなどです。
それに対する答えを適切な時間に届けることにより、満足感を与えることができます。

Avoid the Unexpected/ 予想外の情報はダメ


Glass は、スマートフォンなどとちがい、ユーザーの感覚に非常に近いところにあるものです。
従って、例えば
  • 広告が突然表示される
  • 真夜中に突然音が鳴る
などは不適切です。

Build for people/ ユーザーに使いやすく


ユーザーが直感的に利用しやすく、かつ、使い終わったらそのまま放置しても問題ないインターフェースを実現してください。
なお、いまのところ Glassware から利用できる手段は
  • 1本指のスワイプ
  • 2本指のスワイプ
  • 1本指のタップ
  • 2本指のタップ
  • 音声認識
  • 加速度センサー
となります。
※著者は、日本では音声認識による操作はあまり普及しないのではと考えています(国民性ですね)。

2013年12月24日火曜日

Glass を日本で初めに手にする人々はビジネス関係者

ITPro さまのサイトにて

大学病院でGoogle Glass臨床試験が始まる、「グラス診療」がブレーク寸前

という記事が出ていました。
Glass の特性からすると、当然の発想ですね。

私は、Glass の最も画期的なところは
  • 視界をふさがず   (例えば、Moverio は視界をふさぎます)
  • ハンズフリー    (例えば、スマート時計は手をふさぎます)
情報を得られるところだと考えています。
そして、この事実は、日本への普及がどのような流れで進んでいくかを教えてくれています。

私は、ズバリ
  ビジネス用途
で日本に普及してゆくと考えています。

ビジネス関係者の場合は、ビジネスの効率化を図るべく、積極的な活用方法を模索してゆく(=アプリを作る)&大口で採用するからです。
※当然アーリーアダプター層も利用するのですが、これはどちらかというと受け身的な利用の仕方 (=アプリを使う)となるでしょう。

じつは私、医療関係の方から問い合わせを受けました。
具体的なお話は書きませんけれども、既に Glass のビジネス利用に目をつけている方がいらっしゃるということは、みなさま覚えておいて損はないかと思います。

2013年12月20日金曜日

スマートグラス(メガネ型の機器)の製品比較 <Glass, Moverio>

★最新情報はこちら



メガネ型の機器を総称して スマートグラス と呼びますが、これらの機器の特性を利用者視点から整理したいと思います。

今回の登場機器は
  1. Google Glass
  2. エプソン Moverio(新型)
です。


図1 Google Glass
※Moverio(新型) は、まだ公開されていません

表1 機器比較

メーカー Google エプソン
名称 Glass Moverio (新型)
機器を一言で 日常生活を送る上で、手ぶらのまま、適切なタイミングで適切な情報を手に入れることができる、まったく新しい感覚を提供する革命的デバイス。 スマホの「画面表示」と「それ以外」を分離させたような製品。
※根っこにあるのはスマートフォンの考え方。
画面の形状 右目の上に透明なディスプレイが配置される メガネやサングラスと同形状で、メガネのレンズにあたる部分が透明のディスプレイ部となる
画面の見え方 ・視界の右上に小さめに表示されるため、目線を右上に向けることで注視する
・視線を前方に向けている場合は、視野には入るものの、ぼんやりとしか見えない
・没入感はまったくない
・電源オフのとき、視界を遮らない(透明 かつ 右上にあるため)
・視界全体に表示されるため、目線を前方することで見える
・没入感がある
・電源オフのとき、視界を遮らない(透明のため)
リリース時期

米国先行
2014年春?

※日本は未定


2014年春

※Glass の日本投入よりも早いと思われる
メガネとの併用

可能


可能
主な用途 屋内

料理のレシピ参照 など


※提供されるアプリ次第


動画視聴
ゲームプレイ など


※提供されるアプリ次第
屋外

Google の各種サービス (カレンダー 等) との連携
ナビ機能 など

※提供されるアプリ次第
×

※Glass ほどの機動性はない
アプリの配布

Google が全世界向けのマーケットを開設予定
※大規模


エプソンが独自マーケットを開設予定
※小規模
操作方法 タッチジェスチャー

耳の上に細いタッチパッドがついている
Glass の画面サイズにちょうどよいタッチジェスチャーがいくつかあり、これらにより操作する
文字入力用途には向かない


リモコンにタッチパッドがついている
タッチパッドを (スマホを指で触るように) 操作する

※Android と同じ
キー

耳の上に写真撮影ボタンがついている
押すことで写真、長押しで動画が撮れる


リモコンに Android の3種のハードキーがついている

※Android と同じ
音声認識

音声認識により操作可能

※現時点では、綺麗な英語でなければ認識されない
※音声での操作は、日本人には向かないと考えられる
×

※音声認識による操作はできない
ウィンク

ウィンクすることで、写真撮影が可能
×

※ウィンクによる操作はできない


いかがでしょうか。
スマートグラスといっても、コンセプトがまったく異なる製品であることが分かります。
用途に応じたチョイスが必要になるわけですが、実際に購入する場合は、販売数(普及率)も考慮したいところですね。

なお、普及には価格帯も重要となりますが、価格帯については上記に記載しておりません。
Moverioは3〜5万円と言われておりますが、Glass はいまのところはっきりしていません (現在出回っている Glass は Explorer Edition と呼ばれており、有形無形のサービスとあわせて 1500ドル となっております; 正式販売の際は、もっと安くなるでしょう)。

※現時点で公になっている情報をもとに執筆しました。おかしな点が見つかったら修正します。
※ご意見、ご質問、調査依頼なども募集しております。

著者



2013年12月15日日曜日

スマートグラス ハッカソン開催 と Moverio/Glass の勢いの差

日本Androidの会にて、「スマートグラス」のアイデアだし&実装コンテストを実施するようです。
※スマートグラス= スマートフォンではなくスマートメガネですね。
■ スマートグラス ハッカソン 横浜支部 第1回
12月23日(月祝) 13-17時
さくらWORKS (関内)

申し込みはATNDで。

■ 概要
スマートグラスのハッカソンを複数回に渡り開催します。
第1回目は アイデアソン です。

テーマ
スマートグラスの新しい活用方法を考える。
スマートグラスならではの活用をした Android アプリを開発します。
※ スマートグラスには、セイコーエプソン製の Moverio を使用します。

優秀作品は、来年3月21日に開催される ABC にて展示および表彰を行います。

横浜支部の他にも、
埼玉支部、浜松支部、金沢支部、大分支部、中国支部、大分支部、熊本支部などで開催される予定です。

主催 日本Androidの会
協賛 セイコーエプソン

セイコーエプソン製の Moverio(新型) のよいところは・・・
  • 真の意味でウェアラブル: 現行型と比較にならないほどシェイプアップを果たしたところ 
  • 低価格: Google Glass のエクスプローラー版の 1/4~1/5 の価格
  • Google Glass と違い、常に両目の真正面に表示されるところ
です。素晴らしいです。
※3点目に関しては、Google Glass とどちらがよいとは一概に言えない所でしょう。

そしてわるいところはただ一点、
  • 注目度が弱い
です。ここが非常に厳しい。

先日のAndroid Bazaar and Conference 2013 Autumnにて

 エプソンのMoverio講演(メーカーとしての製品紹介)
  ↓
 シーリス有山氏のGlass講演(いちユーザとしての製品紹介)

という連続したセッションがありましたが、このセッションへの参加者の数が物語っています。
ただの(というと有山氏に失礼なのですが)ユーザの製品紹介が超満員だったのに対し、メーカー担当者の製品紹介は会場の1/5も人がいたかどうか・・・

ABC2013A は Android開発者 が参加しているはずなのに、それでもたったそれだけの注目度なのです。
従って、広く市場を見渡した時の注目度は・・・少なくとも、現時点では推して知るべきというところです。

製品の特性上、Moverio と Glass は棲み分けができるはずです。
ただし、「スマートグラス」などとひとくくりにされてしまえば、より知名度のある方にシェアが奪われるのは自明の話。
日本市場への投入は Moverio の方が先となると予測されることから、スタートダッシュがどうなるか、見守りたいところです。


# ところで・・・
# 別ルートにて、新型 Moverio の試作品をお貸しいただく予定だったのですが・・・あの話、どうなったのだろう・・・。
# Glass 開発に注力してしまいますよ~   (などと言ってみる