2013年12月26日木曜日

Glass向けアプリ(Glassware) の企画には、5つのルールを守ろう!

今回は、Glass 用のアプリ (これを Glassware と呼びます) に要求されるデザイン・企画観点でのルールについてお話ししたいと思います。

Google のオフィシャルな説明を、私のコメントも含めて意訳したものです。
※原典はこちらです。

Design for Glass/ Glass の利用シーン


スマートフォン、タブレット、パソコンの機能をGlassで置き換えようとしてはいけません。
なぜなら、ユーザーは、パソコンで年単位の情報(写真や書類などなど)を、スマホで月単位(=わりと最近)の情報を管理しています。要は適材適所があるということですね。

では Glass はどういった用途に利用すべきでしょうか?

Glass では、シンプルで、「現在」に関連したものを管理(というよりも、表示)するのがよいでしょう。

Don't get in the way/ ユーザーの邪魔をしないで


ユーザーが「なにか」を必要としたときにのみ、あなたの Glassware が「なにか」を提供するようにしてください。
不快な思いをさせないことが重要です。

Keep It relevant/ 関連する情報を出そう


上述の「なにか」とは、ユーザーが不思議に思うことなどです。
それに対する答えを適切な時間に届けることにより、満足感を与えることができます。

Avoid the Unexpected/ 予想外の情報はダメ


Glass は、スマートフォンなどとちがい、ユーザーの感覚に非常に近いところにあるものです。
従って、例えば
  • 広告が突然表示される
  • 真夜中に突然音が鳴る
などは不適切です。

Build for people/ ユーザーに使いやすく


ユーザーが直感的に利用しやすく、かつ、使い終わったらそのまま放置しても問題ないインターフェースを実現してください。
なお、いまのところ Glassware から利用できる手段は
  • 1本指のスワイプ
  • 2本指のスワイプ
  • 1本指のタップ
  • 2本指のタップ
  • 音声認識
  • 加速度センサー
となります。
※著者は、日本では音声認識による操作はあまり普及しないのではと考えています(国民性ですね)。

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